保安院小野祐二氏の供述調書(東京地検)2012年10月16日分添付資料8「土木学会【原子力発電所の津波評価技術】に基づく津波水位評価について」に下記の記載がある。
「参考3」「パラメータスタディの変動範囲(例)」には「土木学会手法では,「パラメータスタディを実施する各因子について,ハーバーランドCMTによる発震機構解および既往の断層モデルからばらつきを評価すると表のとおりである・・・変動幅としては標準偏差程度を目安としている」とある。
そして「例1)走向のパラメータスタディ」「日本海溝」には「パラメータスタディでは5°~10°の変動幅について検討を行う」とある。
やはり走向は10°に振るべきである。